初心者向け! ビットコインってどんなモノ?
このシリーズでは、エレファント先生が活動している諏訪地域の仮想通貨初心者の子育てママさんから良くいただくご相談をもとに、
ゼロから始める仮想通貨「ゼロスタ」というシリーズをはじめました!
ゼロスタは「ゼロから始める仮想通貨」をテーマに、仮想通貨初心者の子育てママさんに分かりやすく仮想通貨の魅力をお伝えしていく企画を作りたい!という思いを元に作りました!
今回ゼロスタは第18回目となります!
過去のゼロスタはこちらをチェック↓
18.ビットコインとは?
仮想通貨の中で1番有名なコインはビットコインというイメージがあるけど、そもそもビットコインってどんな物なのかしら?
仮想通貨の中で最も有名なビットコイン。
諏訪地域でご相談をくださる子育てママさんも、ビットコインなら耳にしたことがあると言う方は沢山います♪
長野県は諏訪地域などの、情報が広まるスピードが遅いと言われている県では、仮想通貨=ビットコインと勘違いしている子育てママさんもいるのではないでしょうか?
そこで今回は諏訪地域でご相談をくださる子育てママさんのご相談をもとに、ビットコインの特徴や成り立ちについて初心者の方にもわかりやすく解説していきたいと思います!
ビットコインについて
ビットコイン(Bitcoin)は、インターネット上で取引や通貨発行が行われる分散型暗号資産の一種です。
2009年から流通が始まったとされており、他の暗号資産と同じように、中央銀行が介さず実物資産の裏付けがないのが特徴です。
ビットコインは、世界で初のブロックチェーンを基盤としたデジタル通貨です。
その大きな特徴は、法定通貨で言うところの中央銀行といった管理者が存在しないことです。
ビットコインは、主に送金・決済・投資などで使用されており、2022年時点では全世界で最も時価総額(人気)が高い暗号資産(仮想通貨)とかなっています!
ビットコインは、専門の取引所を介して、円やドルなどとも交換できます。
日本でもビックカメラのような店舗販売、サービス、飲食店、通信販売など、徐々にビットコイン決済の導入が増えてきました。
諏訪地域でご相談をくださる子育てママさんも、ビットコインで決済してみたという方がいたゾウ~♪
ビットコインの成り立ち
ビットコインは、2008年10月に「サトシ・ナカモト」という人物がインターネット上に論文を公開したことがきっかけで誕生しました。
この論文は、「ブロックチェーン技術を使った中央管理者のいない決済システム」というものでした。
ブロックチェーンについてはこちらをチェック↓
この論文に賛同した複数の開発者がサトシ・ナカモトに協力し、ビットコイン誕生に尽力しました。
公開から3ヶ月後の2009年1月にはビットコインが誕生し、2010年2月にはビットコインを両替できる取引所が設立されました。
ビットコインは世界初のブロックチェーン基盤の仮想通貨で、あらゆる仮想通貨の中で最も流通量が多く、仮想通貨といえばこれというイメージを持たれる方も多いでしょう。
ビットコイン誕生のきっかけとなったのは、2008年9月に発生した金融危機「リーマン・ショック」とされています。
米連邦準備理事会による大手銀行の救済、景気刺激策として行われた米ドル紙幣の大量発行は、一部から中央銀行に対する不信感を募らせる要因となりました。
ビットコインの最初の価格
ビットコインの最初の価格は、約0円でした。
2009年に誕生したビットコインは、当初は約0円で取引されていました。
数ヶ月後、マイニングが成功し、マイニングにかかる費用が計算されたことで、価格は0.07円となりました。
ビットコインは、2010年5月22日にラズロ・ハニエツ氏が2枚のピザを購入するために初めて使用されました。
これは、ビットコインが物質的な商品と初めて交換された日として「ビットコイン・ピザ・デー」と呼ばれています。
このときのピザの価格は合計で約25ドル(約2,740円)だったとされており、単純計算で、1BTC=約3.64円となります。
2021年11月8日には、ビットコインの価格は市場最高値である1BTC約776万円に達しました。
当時からずっと保有していた人はお金持ちになっているということだゾウ〜
当時、1枚=3円で買ってたコインが今は1枚=500万円になっていると考えれば、とんでもないよね✨
ビットコインの特徴について
ビットコインの特徴は以下のとおり!
分散型
ビットコインは中央機関や銀行に依存せず、分散型の仮想通貨です。
取引はブロックチェーンと呼ばれる分散台帳技術によって管理されます。
ネットワークの参加者の間で行われた資産やデータの交換などの取引を記録します。
有限供給
ビットコインの供給は厳格に制御され、最大で2,100万枚までしか発行されません。
これにより、インフレのリスクが低いとされています。
インフレは、一般的に、好況でモノやサービスに対する需要が増加し、供給を上回ることで発生します。また、政府の財政政策なども原因となります。
インフレでは、ある商品を購入するためにより多くのお金が必要となるため、「商品の価値」が上がり「お金の価値」が下がる状態と理解できます。
たとえば、1個100円で販売されていた商品が、翌年には1個110円になっているようなケースがインフレです。
インフレは、景気が良くなると起こりやすくなります。
一般的に経済成長は適度なインフレ率の上昇を伴いますが、過剰に高いインフレ率は経済の過熱を意味します。
ただし今の日本の物価高は同じインフレでも、景気が良くなっていないので捉え方に注意してほしいゾウ〜
匿名性
ビットコインの所有者は一般的に匿名です。
取引はアドレスと暗号化されたキーに関連付けられるため、個人のプライバシーが保護されますが、完全な匿名性ではありません。
ビットコインは、ウォレットアドレスが個人の認証情報に結びつかないため、匿名性が高いといえます。
また、銀行や金融機関のアプリとは異なり、ウォレットに実名や住所などの個人を特定できる情報をひも付ける必要がありません。
ただし、ビットコインはブロックチェーン上に記録されるため、取引の透明性が高く、第三者の監視がきく状態です。
また、取引内容については、平文でブロックチェーンに記録されるため、その内容は秘匿されません。
ビットコインは、従来の支払い方法よりも目立たない可能性があり、Monero (XMR) のようなプライバシー重視の暗号通貨を使用したり、 NOW Wallet のスワップ機能を使用したりするなど、トランザクションをよりプライベートにする方法もあります。
グローバルな取引
ビットコインはインターネットを通じて取引が可能で、国境を越えた送金が容易です。
ビットコインの送金は、銀行口座から振り込みをするイメージと同じです。
🌟送金方法は次のようなイメージです!
①宛先のビットコインアドレスを指定します。
英数列をコピー&ペーストするか、QRコードを読み取ります。
②必要量のビットコインを入力します。
③送信します。
ビットコインの一般的なタイムラグは約10分です。
マイニングが遅れなければ約10分で承認まで終了し、送金取引は有効になります。
ただし、ネットワークの混雑やマイナーの減少などによって10分以上かかることもあります。
ビットコイン取引所における送金の仕組みは次のとおりです。
仮想通貨は、P2Pネットワークを用いた中央管理局(銀行など)を持たない通貨であるため、ユーザー間の送金が円滑に行えるという性質を持っています。
つまり中央サーバーを介さずに、コンピュータ同士で直接やり取りができるのがビットコイン取引です。
高い変動性
ビットコインの価格は非常に変動しやすく、投資としてのリスクが高いとされています。
ビットコインの〇〇についてはこちらをチェック↓
開発コミュニティ
ビットコインはオープンソースのプロジェクトで、多くの開発者がコードの改良やセキュリティの向上に貢献しています。
オープンソースは、OSS(オープンソースソフトウェア)とも呼ばれます。
オープンソースでは、ソースコード(プログラムの設計書)が公開されているため、世界中の開発者によってソフトウェアの脆弱性やバグ修正、機能の追加などが常に行われています。
オープンソースは、コンピュータプログラムの著作権の一部を放棄し、ソースコードの自由な利用および配布を許可するソフトウェア開発モデルです。
🌟オープンソースのメリット
✅信頼性や透明性が高い
✅ベンダーロックインがない
🌟オープンソースのデメリット
✅不具合がある
✅開発継続の保証がない
セキュリティ
ビットコインの取引は暗号化され、ブロックチェーン技術に基づいており、セキュリティが高いとされています。
しかし、個人のウォレットや鍵の管理には注意が必要です。
🌟仮想通貨の個人ウォレットを利用する際の注意点には、次のようなものがあります。
✅秘密鍵を厳重に保管する
✅リカバリーフレーズを適切に管理する
✅送金の際にアドレスを間違えない
✅ハードウェアウォレットは、公式サイトや正規代理店以外で購入しない
✅ホットウォレットは、ハッキングや情報漏洩のリスクがある
✅コールドウォレットは、保有する仮想通貨へのアクセスに時間や手間が掛かる
✅ペーパーウォレットは、文字の薄れや紙自体の紛失の可能性もある
✅デスクトップウォレットは、パソコンが故障をしてしまった場合は暗号資産が取り出せなくなってしまうリスクがある
秘密鍵は、個人情報やパスワードの保護、電子署名などで利用されています。
暗号資産(仮想通貨)では、その暗号資産の所有者であることを証明するデータとなっています。
ビットコインにおいては、送金時などで署名を行うために使われます。
リカバリーフレーズは、12~24個の単語からなる文字列で、ウォレットを作成した際に生成されます。
正しい順序で入力すると、ランダムに生成された一連の単語であるため、ユーザーは秘密鍵を回復し、暗号ウォレットのロックを解除できます。
リカバリーフレーズは、暗号資産の所有者として管理する、最も機密性の高いデータです。
流出やハッキングのリスクを避ける観点では、オフラインで保管するのが最も安全です。
オフラインでの保管方法として最も簡単な方法が、紙に書き写すことです。
ホットストレージと呼ばれることもあります。
ホットウォレットでは、インターネット環境があれば、場所や端末を選ぶことなく自分の仮想通貨にアクセスすることができます。
仮想通貨の取引や送金なども容易にできます。
🌟ホットウォレットの例
✅スマホのアプリのウォレット
✅ブラウザアプリのウォレット
✅取引所のアプリのウォレット
ホットウォレットは、リスクが高く、ハッキングなどの攻撃を受けやすいと見られています。
ホットウォレットとコールドウォレットの違いは、インターネットに接続された状態かどうかになります。
コールドウォレットは、さまざまな方法を使って、ネットから完全に隔離された状態で暗号資産を管理しています。
別名コールド・ストレージとも呼ばれます。
コールドウォレットは、オフラインでの保管になるため、ハッキングリスクが無くセキュリティ面の信頼度が非常に高いです。
各取引所は顧客資産を守るために活用しており、個人投資家の間でも推奨されています。
🌟コールドウォレットの例
✅USBメモリー等の物理デバイスを利用する「ハードウエアウォレット」
✅紙に書き留める「ペーパーウォレット」
コールドウォレットとホットウォレットの違いは、インターネットに接続された状態かどうかになります。
ホットウォレットは暗号資産の取引所や外部のウェブサーバー上に置かれ、常にネットに接続しています。
コールドウォレットの一種で、インターネット上に接続されていないためハッキングが不可能であり、数ある仮想通貨の保管方法のなかでも最も安全な方法だと言われています。
ペーパーウォレットは、アドレスと秘密鍵を印字するタイプのウォレットです。
他のウォレットの違いは、ペーパーウォレットは完全にオフラインであることです。
ハードウェアウォレットも、ウォレットを操作している間はオンライン状態になります。
🌟ペーパーウォレットの特徴は次のとおりです。
✅長期の保管が主目的です
✅印刷の劣化や火災・盗難の危険性があります
✅暗号資産取り出しに必要な秘密鍵の情報を、QRコードや英数字などの形で紙に印刷します
✅通常は紙の状態で保管しますが、送金などを行う場合には記載されている情報を読み取って引き出し処理を行うことが必要です
ウォレットとは、NFTや暗号資産を管理するための「デジタルの財布」です。
これは、物理的な財布と同じように、持ち主が資産を保管したり、送ったり・受け取ったりするためのものです。
ウォレットを持つことで、ブロックチェーンネットワーク上での取引を可能にします。
デスクトップウォレットを利用する1番のメリットは、「ハッキングなどのセキュリティ対策を行える」ことでしょう。
もちろん、完全なセキュリティ対策は存在しませんが、電子ウォレットをパソコン上の中に入れることで、オフラインの時は侵入が難しくなります。
自身で不適切な運用をしない限り情報漏洩する可能性も低く、仮想通貨の管理を高いレベルで制限できる点はメリットになります。
また、オンライン上で取引所に預けたままだと、取引所が倒産する可能性やハッキングなど、さまざまなリスクを伴います。
しかし、デスクトップウォレットは「同時に複数の通貨を管理できない」ことが多いので、
サービスによって異なりますが、基本的にデスクトップウォレットは1つにつき1種類の通貨をサポートする形になっています。
複数管理したい場合は、その分だけプラットフォームを準備する必要がある点はデメリットでしょう。 2つ目は「アクセスが制限される」ことです。
文字通りデスクトップに入っているウォレットなので、パソコンを開かないと通貨を利用できません。
頻繁に通貨を利用する方にとっては不便に感じるでしょう。
これらの特徴はビットコインを他の通貨や資産と区別する要因となっています。
ビットコインとアルトコインの違い
アルトコイン(Altcoin)は、ビットコイン以外の仮想通貨を指す一般的な用語です。
“アルト” は “オルタナティブ(alternative)” の略語であり、ビットコインに対抗する、またはビットコイン以外の仮想通貨を指す言葉として使われています。
アルトコインはビットコイン以外の様々なブロックチェーンプロジェクトによって発行され、それぞれ異なる技術、目的、特徴を持っています。
アルトコインはビットコインよりも新しいテクノロジーや機能を導入し、異なる用途に特化していることがあります。
投資家やトレーダーは、アルトコインを購入してポートフォリオを多様化させ、価格の上昇を期待することがあります。
ただし、アルトコイン市場はビットコインよりも不安定で、リスクが高い場合もあるため、注意が必要です。
🌟ビットコインとアルトコインの違いは、次のとおりです。
✅ビットコインは、最初に誕生した仮想通貨で、時価総額でトップです。
✅アルトコインは、ビットコイン以外の仮想通貨銘柄を指します。
✅アルトコインは、ビットコインを基に作られており、ビットコインの欠点や機能性を改善した特徴的なアルトコインが市場規模を拡大しています。
✅アルトコインは、ビットコインに比べると流動性や時価総額が低く、信頼性や安全性に問題があるものも多いです。
✅アルトコインの中でも時価総額が低く、知名度の低い仮想通貨に関してはメジャーなアルトコインとは別に草コインと呼ばれることもあります。
一部の有名なアルトコインには、
✅イーサリアム(Ethereum)
✅リップル(Ripple)
✅ライトコイン(Litecoin)
✅ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)
などがあります。
まとめ:ビットコインは仮想通貨の最初のコイン
今回は諏訪地域の仮想通貨初心者の子育てママさんのご相談を元に、ビットコインについてまとめてみました!
諏訪地域で仮想通貨という名前を知らない人でも逆にビットコインは聞いたことがある、初心者の子育てママさんも多いと思います。
それほど名前を知られている仮想通貨がビットコインというもの。
今のうちからビットコインの特徴を理解して、新しいお金の形や仕組みに投資することで、リスクが少ない投資方法でも利益を出せる可能性があるので、諏訪地域の子育てママさんにもおすすめです!
「ビットコインとは?」というギモンを持っている子育てママさんは、今回の記事を読んでビットコインの成り立ちや特徴を理解しましょう!
諏訪地域でご相談をくださる子育てママさんのお悩みで良くお聞きするのが、
「ビットコインってなに?」というお悩み。
こんな方でも、今回の記事を今から理解しておけば、初心者の子育てママさんもチャンスをつかめる投資になると思います!
これからも諏訪地域の子育てママさんからのご相談はもちろん。
諏訪地域以外の全国の子育てママさんのご相談に対しても、
仮想通貨をこれから始めたい初心者の方に向けて分かりやすくお伝えしていきます♪
またエレファント先生自身も、諏訪地域にお住いの仮想通貨初心者の方からご相談を受ける機会は多いので、お気軽にお尋ねください~♪
初心者におすすめの仮想通貨取引所はコインチェック!
ビットコイン以外にも様々な仮想通貨を買えるので、はじめての方にもオススメです!
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