【コインチェック編】「仮想通貨の税金について」今さら聞けない仮想通貨のキホン♪

目次

初心者向け! 子育てママさんが仮想通貨で利益を出した場合の税金は?

このシリーズでは、エレファント先生が活動している諏訪地域でご相談をくださる仮想通貨初心者の子育てママさんから良くいただくご相談をもとに、

ゼロから始める仮想通貨「ゼロスタ」というシリーズをはじめました!

ゼロスタは「ゼロから始める仮想通貨」をテーマに、諏訪地域の仮想通貨初心者の子育てママさんを中心に分かりやすく仮想通貨の魅力をお伝えしていく企画を作りたい!という思いを元に作りました!

今回ゼロスタは第83回目となります!

過去のゼロスタはこちらをチェック↓

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83.子育てママが仮想通貨で稼いだ場合

子育てママ

コインチェックで仮想通貨を買ったんだけど、私が利益を出したら税金はどうなるのかしら?

今回は諏訪地域でご相談をくださる仮想通貨初心者の子育てママさんから、このようなご相談をもらいました!

仮想通貨の税金についてや、年収からわかるカンタンな税金額のシュミレーション。

仮想通貨の税金についてのエレファント先生からのアドバイスはこちらの記事にまとめました!

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しかし、コインチェックなどで実際に家庭を持っている子育てママさんが仮想通貨で利益を出した場合…

✅扶養に関して
✅夫の税金額に関して

など、色々なギモンや不安はあると思います。

そこで今回は扶養となっている子育てママさんが仮想通貨で利益を出した場合の税金シュミレーションについて、サクッと解説していこうとおもいます!

妻が仮想通貨で利益を出した場合

チェックポイント

エレファント先生

最初に子育てママさんが仮想通貨で稼いだときにチェックしておきたいポイントについてまとめてみたゾウ〜

✅収入130万円に注意するべき?
✅配偶者の税金が増えてしまうか?
✅確定申告はしないといけないの?
✅確定申告をしなくて良いときはある?

チェックポイントを確認したら、様々なケースについて確認していきましょう!

①夫(妻)に扶養されている場合

主婦や専業主夫など、配偶者に頼って生活している方が仮想通貨(たとえばビットコイン)で収入を得ている場合、気になるのは社会保険の扶養条件や配偶者控除(税金を軽減する制度)です。

さらに、仮想通貨の利益が増えると、主婦や専業主夫であっても税金がかかることがあります。

仮想通貨で収入を得ようと考えている方は、自身の税金負担や扶養を外れた場合の負担について確認しておくことが重要です。

配偶者控除とは?
配偶者控除は、結婚している人が所得税や住民税などの税金を支払う際に利用できる制度です。

この制度では、収入の多い配偶者が収入の少ない配偶者を扶養することにより、少ない方の所得税や住民税を軽減することができます。

ただし、具体的な控除額や条件は国や地域によって異なるため、詳細は所轄の税務署や関連機関に確認する必要があります。

マメゾウ

①に関して重要なチェックポイントを以下にまとめてみたよ!

✅仮想通貨と社会保険の扶養
ビットコインなどを売却したときの利益が多ければ扶養を外れます。

✅仮想通貨と税金
合計所得が95万~133万を超えれば夫の税金が増えます。

✅仮想通貨と確定申告
仮想通貨を売却して利益を確定すれば雑所得が発生するので、基本的には確定申告が必要となります。

②仮想通貨の利益を合わせた収入130万円以上で社会保険の扶養から外れる?

もし配偶者に扶養されている状況で、1年間の収入が130万円以上に達した場合、社会保険の扶養資格を失うことになります。

もし社会保険の扶養に入っており、仮想通貨や給料などの収入が合計で130万円以上になる場合、扶養資格を失う可能性があります。

ただし、定期的な収入でない場合は扶養から外れない場合もありますので、詳細は加入している保険組合のウェブサイトでご確認ください。

社会保険の扶養から外れると、国民健康保険および国民年金に自ら加入し、保険料を支払う必要があります。

保険料はかなりの金額になるため、自己負担が必要となる場合は事前に準備をしておくことが重要です。

ここからは保険料のシミュレーションを行います!

子育てママさんが支払う税金は?

✅仮想通貨の利益が130万円のとき

たとえば、仮想通貨から得た利益(雑所得)が1年間で130万円で他に収入がない場合、国民健康保険料は年間で約14.3万円になります。

※こちらの保険料は首都圏の平均金額となります。

また、20歳以上の場合は国民年金の保険料も支払う必要があります。

国民年金の保険料は年間約20万円ですが、配偶者の所得が少ない場合は半額免除の対象になることがあります。

半額免除の場合は年間約10万円に減額されます。

※経費は0円としています。

③合計所得95万円を超えると夫の税金が増え始める?

もし子育てママさんが配偶者(たとえば夫)に扶養されている場合、あなたの年間合計所得が95万円を超えると、配偶者の税金負担が増え始めることになります。

エレファント先生

「増え始める」という言い回しについて説明するゾウ

増え始めると?

もし合計所得が95万円を超えると、配偶者特別控除の影響が弱まり、配偶者の税金負担が増加します。

合計所得が133万円を超えると、配偶者特別控除の対象外となります。

具体的な増加額については以下で説明しています。

そのため、1年間の利益が仮想通貨だけの場合、合計所得を95万円以下に抑えておけば配偶者の税金負担は増加しません。

仮想通貨の稼ぎで合計所得95万とは?

たとえば、1年間にビットコインで得た収入が95万円である場合、仮想通貨の利益は雑所得として計上されます。

仮想通貨以外に収入がない場合、合計所得金額は95万円になります。

この場合、配偶者の税金負担は増えません。
ただし、他にもパート収入などがある場合もあるでしょう。

次に、給料をもらっている場合の税金の計算について説明します。

④仮想通貨のほかにアルバイトもしている場合は?

例えば、パートやアルバイトの収入が1年間で90万円であり、仮想通貨の利益が65万円(雑所得)の場合、配偶者の税金にどのような影響があるかを見てみましょう。

まず給与所得を計算

1年間のパートやアルバイトの給料が90万円なので、給与所得は以下のように計算されます。

90万円(給与収入) - 55万円(給与所得控除)= 35万円(給与所得)

次に雑所得を計算

続いて、仮想通貨の利益が65万円であるため、雑所得は以下のようになります。

65万円(仮想通貨の収入) – 0円(経費)=
65万円(雑所得)

次に所得を合計する

所得は上記2つのほかにないので、合計所得金額は、

35万円(給与所得)+ 65万円(雑所得) =
100万円(合計所得金額)

したがって、この状況では1年間の合計所得が95万円を超えており、配偶者の税金負担が増加しています。

⑤夫の税金負担はいくら増える?

1年間の合計所得が95万円を超えると、配偶者(たとえば夫)の税金負担が段階的に増加します。

具体的な増加額は夫の年収によって異なりますが、一般的には年間約0.1~11万円増加することが多いです。

マメゾウ

上記の計算は夫の収入を200〜900万とした場合だゾウ

以下は、年収別に税金額のシミュレーションを行っています。

どれくらいの増加が見込まれるかを確認してみてください。

年収別に税金額シュミレーション

たとえば、40歳以下で社会保険に加入している夫が年収250万円から600万円の範囲で、配偶者特別控除を利用していた場合、妻の合計所得が増加すると税金の負担が段階的に増えていきます。

妻の所得:95万円以下
夫の年収:250〜400万円
⬇️
税金は0円
(所得税0円 住民税0円)

妻の所得:95万円以下
夫の年収:500〜600万円
⬇️
税金は0円
(所得税0円 住民税0円)

妻の所得:100万円以下
夫の年収:250〜400万円
⬇️
税金は約1,000円高くなります。
(所得税1,000円 住民税0円)

妻の所得:100万円以下
夫の年収:500〜600万円
⬇️
税金は約2,000円高くなります。
(所得税2,000円 住民税0円)

妻の所得:105万円以下
夫の年収:250〜400万円
⬇️
税金は約6,000円高くなります。
(所得税3,500円 住民税2,000円)

妻の所得:105万円以下
夫の年収:500〜600万円
⬇️
税金は約9,000円高くなります。
(所得税7,000円 住民税2,000円)

妻の所得:110万円以下
夫の年収:250〜400万円
⬇️
税金は約13,000円高くなります。
(所得税6,000円 住民税7,000円)

妻の所得:110万円以下
夫の年収:500〜600万円
⬇️
税金は約19,000円高くなります。
(所得税12,000円 住民税7,000円)

⑥確定申告はする必要がある?

ビットコインなどの仮想通貨で利益が出た場合は、所得の申告が必要です。

ただし、合計所得が48万円以下の場合は所得税がかからないため、申告の必要はありません。

しかし、パートやアルバイトをしている場合は、仮想通貨の利益が1年間で20万円以下であれば、確定申告は不要です。

ただし、確定申告をしない場合は住民税の申告が必要です。

給与所得者で雑所得が20万以下なら確定申告は不要?

パートやアルバイトなどで給料を受け取っている場合、仮想通貨の利益が1年間で20万円以下であれば、確定申告の義務はありません。

確定申告を行わない場合、住民税の申告が必要になります。一方、確定申告を行うと住民税の申告は不要です。

確定申告はオンラインで簡単に作成できるため、おすすめです。

不安になるよりも、すぐに申告を済ませてしまうことをお勧めします。

マメゾウ

確定申告の手順については次に説明するね!

⑦確定申告のやり方

現在は、ネット上で簡単に確定申告書を作成できます。

作成した申告書を税務署に郵送することで確定申告が完了します。

確定申告の期間は年に一度決まっており、今年の収入について申告する場合は翌年の2月16日から3月15日までに申告を行いましょう。

コインチェック

まとめ:扶養の子育てママさんは税金について知っておこう!

今回は諏訪地域の仮想通貨初心者の子育てママさんのご相談を元に、コインチェックをはじめとして子育てママさんの状況に併せた仮想通貨の税金について解説していきました!

諏訪地域の多くの子育てママさんも扶養に入られている方が多く、扶養に入ることで税金が安くなるメリットはあることからも、仮想通貨で稼いでしまうと損なのでは?と考えてしまう子育てママさんもいるかもしれませんが、

扶養で減らせる税金額より、利益が大きい状態を目指して長い目線で投資をしていくことは、どんな投資でも考え方の1つとして大切なポイントになります!

ちなみにコインチェックで仮想通貨を売買すれば、取引画面がわかりやすく、仮想通貨の確定申告に必要な計算もしやすいと思うので、コインチェックの口座開設がまだの方はぜひ初めてみてください!

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これからも諏訪地域でご相談をくださる仮想通貨初心者の子育てママさんからのご相談はもちろん。

諏訪地域以外の全国の仮想通貨初心者の子育てママさんのご相談に対しても、
仮想通貨をこれから始めたい初心者の方に向けて分かりやすくお伝えしていきます♪

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