知っておきたい! コインチェックの事件とは?
このシリーズでは、エレファント先生が活動している諏訪地域でご相談をくださる仮想通貨初心者の子育てママさんから良くいただくご相談をもとに、
ゼロから始める仮想通貨「ゼロスタ」というシリーズをはじめました!
ゼロスタは「ゼロから始める仮想通貨」をテーマに、仮想通貨初心者の子育てママさんに分かりやすく仮想通貨の魅力をお伝えしていく企画を作りたい!という思いを元に作りました!
今回ゼロスタは第52回目となります!
過去のゼロスタはこちらをチェック↓
52.コインチェックの事件について
過去に仮想通貨取引所「コインチェック」で事件があったらしいけど、どのような事件だったのか教えてもらえると嬉しいわ!
今回は諏訪地域の仮想通貨初心者の子育てママさんから、このようなご相談をいただきました!
「スマートフォンでサクッと仮想通貨の取引がしたい」
「カンタンな操作で仮想通貨の売買/送金ができるアプリを知りたい」
Coincheck(コインチェック)のアプリ「コインチェックアプリ」は、このようなお悩みを持っている方にオススメなアプリです。
さらにコインチェックは見やすい画面とシンプルな操作で初心者にオススメのアプリです。
そんな仮想通貨初心者の子育てママさんにもオススメの「コインチェック」ですが、過去にコインチェックで起こった事件が、仮想通貨の業界でも話題となっています。
諏訪地域でご相談をくださる子育てママさんにも、このコインチェックを扱う上で過去の事件について気になるという方は多いので、
今回はご相談をもとに「コインチェック事件」について、この詳細をまとめました!!
コインチェック事件とは?
コインチェックの事件ってどんな事件だったのかしら?
コインチェックでおきた事件の内容を今から説明していくゾウ〜
コインチェック事件とは、2018年1月26日に発生した仮想通貨取引所「Coincheck」への大規模なハッキング事件です。
この事件では、580億円相当の仮想通貨「NEM(ネム)」が盗難され、26万人の方が自分の資産を奪われてしまうという被害を受けました。
この事件では、警視庁が2021年1月までに、計約188億円分のNEMの不正な交換に応じたとして、
計31人を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)容疑で摘発しました結果、大阪府在住の会社役員の男と、北海道在住の医師の男が逮捕されています。
逮捕の理由としては、盗難されたNEMだと知りながらダークウェブを通じて別の仮想通貨Bitcoinと交換し、不正に取得した組織犯罪処罰法違反の容疑とされています。
この事件は、仮想通貨の歴史の中でもインパクトが大きい事件となっています。
なぜハッキングされたのか?
コインチェックは、2018年1月26日に580億円の仮想通貨ネムが奪われてしまう、大きなハッキング事件が起こってしまいました。
ハッキングをされてしまった1番の原因は、当時のセキュリティ体制が不十分で、NEM(ネム)をホットウォレットで管理していたことが原因とされています
ホットウォレットは、暗号資産(仮想通貨)の秘密鍵をインターネットに接続し、オンライン上で管理・保管するウォレットです。
インターネット環境があれば、場所や端末を選ぶことなく自分の暗号資産(仮想通貨)にアクセスすることができます。
手軽にかつ迅速に暗号資産(仮想通貨)を移動させることができるため、暗号資産(仮想通貨)の取引を行う人にとっては利便性の高い保管方法です。
しかしホットウォレットは、オンライン上に保管され便利な反面、常にハッキングなどの不正アクセスやウイルス感染などのリスクがあるので、
コインチェックは、暗号資産の管理にコールドウォレットと呼ばれる方法を用いていました。
これは、インターネットに接続されていないウォレットで暗号資産を管理する方法で、ハッキングに強いシステムとなり、マルチシグを利用することでハッキングが困難になり、セキュリティ対策として有効です。
お客様が暗号資産を売買・送金する時、資産を守る鍵に当たる電子署名(シグネーチャー)を複数(マルチ)利用する方式となります。
マルチシグは、1つの秘密鍵のみでトランザクションの署名ができてしまうシングルシグに比べ、セキュリティが高い、秘密鍵紛失時に対応しやすいなどの様々なメリットがあります。
しかし当時のコインチェックのセキュリティ体制は、仮想通貨の取引所として十分な基準に到達していなかったため、
ハッキングにより流出してしまった当時のNEM(ネム)をホットウォレットで管理しており、その結果、不正アクセスの発生につながってしまったとされています。
事件の犯人は?
コインチェック事件の犯人は、いくつかのメディアで、北朝鮮によるハッキング犯行説がウワサになっています。
✅国連の北朝鮮制裁委員会専門家パネル
✅セキュリティ専門家
によると、「コインチェックへのサイバー攻撃は北朝鮮の仕業である」と言われる方も多いです。
まだ犯人は分からないんだゾウ!
でも国の依頼を受けて犯人を特定するチームが組まれているらしいから、もう悪さはできないね!
コインチェックの事件後 返金はあったの?
Coincheck(コインチェック)事件に対する補償内容については、このように対応しているよ!
補償方法:日本円(JPY)で当社の顧客用のウォレットにご返金しました。
補償金額:88.549円×1月26日23:59:59時点での保有数
補償対象:1月26日23:59:59時点でコインチェックウォレットにてNEMを保有していたお客様
Coincheck(コインチェック)事件が起きたのは2018年1月26日だったんだけど、2018年3月12日には補償は完了していたんだゾウ〜
ただし、Coincheck(コインチェック)事件後は
✅約2カ月間取引ができない状態だったこと
✅ネム以外の仮想通貨の補償はされていないこと
✅事件の翌日には取引や日本円の入出金すら停止していたこと
などから、損害や取引のチャンスを逃してしまった人もたくさんいるでしょう。
上記のような状態に対しての補償はありませんでしたが、Coincheck(コインチェック)は元々ネム(XEM)を奪われてしまった時にその損害を補償をする必要は利用規約上ありませんでした。
規約がないのにNEMを補償してくれただけでも、お客様のことをしっかりと考えて反省していることがわかるね!
さらに事件後は、セキュリティの対策も強化しています!
Coincheck(コインチェック)事件後にはセキュリティ対策も強化
コインチェックのセキュリティ対策
顧客資産分別管理の実施
SMS・デバイスによる2段階認証
SSL暗号化通信
パスワードの強度チェック・保管
悪意のある第三者によるなりすましを完全に防止する本人確認
ネットワークの再構築
サーバの再設計・再構築
端末のセキュリティ強化
セキュリティ監視
暗号資産の管理方法の見直し
システムリスク管理態勢の強化
事件後のセキュリティ対策について詳しくはこちらをチェック↓
まとめ:今のコインチェックは安全な取引所
今回は諏訪地域の仮想通貨初心者の子育てママさんのご相談を元に、過去に起きたコインチェック事件ついて詳しく解説してみました!
諏訪地域の子育てママさんの中にも、コインチェックを使ってみたいという方は多いと思います。
しかし、事件が起きたと聞くとコインチェックをこのまま使い続けて大丈夫なのか?と、不安になる方もいると思います。
たしかにCoincheck(コインチェック)事件は、当時の仮想通貨全体に大きくマイナスな影響を与えて、不信感を与えてしまいました。
しかし、それからはハッキング等の被害はなく、仮想通貨に対する不信感もなくなってきています。
Coincheck(コインチェック)は今では大きくセキュリティを見直し、より安心・安全となったので、子育てママさんも安心して扱えるのではないでしょうか?
事件が起きたことは事実なため安全に利用できるか不安を感じる人もいると思いますが、安心してください。
ボクも日本の取引所では1番使っているゾウ〜
コインチェックは大丈夫なの?と思っている子育てママさんでも、この記事でコインチェックの事件を知ることで安心できると思います!
これからも諏訪地域でご相談をくださる子育てママさんからのご相談はもちろん。
諏訪地域以外の全国の子育てママさんのご相談に対しても、
仮想通貨をこれから始めたい初心者の方に向けて分かりやすくお伝えしていきます♪
またエレファント先生自身も、諏訪地域にお住いの仮想通貨初心者の方からご相談を受ける機会は多いので、お気軽にお尋ねください~♪
今のコインチェックはセキュリティもしっかりと強化されて、国内の中でも安心して購入できる初心者向けの取引所なのでオススメですよ〜
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