子育てママさんのギモンを解決♪ 仮想通貨の税金ってスゴイの⁉
このシリーズでは、エレファント先生が活動している諏訪地域でご相談をくださる仮想通貨初心者の子育てママさんから良くいただくご相談をもとに、
ゼロから始める仮想通貨「ゼロスタ」というシリーズをはじめました!
ゼロスタは「ゼロから始める仮想通貨」をテーマに、諏訪地域の子育てママさんからのご相談をもとに仮想通貨初心者の子育てママさんに分かりやすく仮想通貨の魅力をお伝えしていく企画を作りたい!という思いを元に作りました!
今回ゼロスタは第82回目となります!
過去のゼロスタはこちらをチェック↓
82.仮想通貨の税金について
コインチェックで仮想通貨を買いたいんだけど、仮想通貨の税金は高いって聞くし不安だわ💦
今回は諏訪地域の仮想通貨初心者の子育てママさんから、このようなご相談をもらいました!
コインチェックなどの口座開設をしようと思う初心者の子育てママさんの中には、「仮想通貨の税金について」不安になる方もいると思います。
そこで今回は、諏訪地域の子育てママさんからのご相談をもとにコインチェックなどの仮想通貨の税金についてやポイント、考え方について説明していこうと思います!
仮想通貨の税金について
最初に仮想通貨の税金についてまとめていくゾウ〜
ここからは1年間にビットコインなどの仮想通貨で得た収入が10万円〜100万円の場合に、税金や保険料がどれくらいかをそれぞれシミュレーションしていくゾウ〜
仮想通貨で収入を得ようと考えている方は、参考にしてください。
✅前提条件
40歳未満・独身とした場合。
結果がわかりやすいように経費は0円としています。
仮想通貨の収入は雑所得として計算しています。
⚫︎賞与やボーナス
⚫︎仮想通貨の売買で得た利益
⚫︎利子や配当
⚫︎資産の売却による利益(不動産や株式など)
⚫︎貸付金の利子
雑所得は、給与所得や事業所得とは異なる特別な所得として取り扱われ、税制上の計算方法や税率も異なることがあります。
ケース①:仮想通貨で年収10万円利益が出た場合
あなたの税金は?
あなたにかかる税金は0円です。
※所得税0円、住民税が0円。
年金保険料は?
国民年金に加入している場合、1年間で支払う年金保険料は約200,000円です。
ただし、全額免除を受ける場合は保険料は0円になります。
国民健康保険料は?
1年間に支払う保険料は約60,000円です。
(金額は東京都の平均値となります)
※社会保険の扶養に入っている場合は社会保険料は0円になります。
ケース②:仮想通貨で50万円の利益を出した時
あなたの税金は?
税金は5,000円です。
※所得税0円、住民税が5,000円。
年金保険料は?
年金保険料は1年間で約200,000円です。
※国民年金に加入している場合。
全額免除をした場合は保険料は0円になります。
国民健康保険料は?
保険料は1年間で約67,000円です。
(金額は東京都の平均値となります)
国民健康保険料はお住まいの市区町村で保険料は変わります。
保険料が減額された場合には2~5割減額されます。
※社会保険の扶養に入っている場合は社会保険料は0円になります。
国民健康保険に関しては東京の都心部の平均値だけど、長野県でも同じくらいの保険料はかかると思うよ!
ケース③:仮想通貨で100万円の利益を出した時
あなたの税金は?
税金は約39,000円です。
※所得税約10,500円、住民税が約28,000円。
年金保険料は?
年金保険料は1年間で約200,000円です。
※国民年金に加入している場合。
免除制度をした場合は保険料は軽減されます。
国民健康保険料は?
保険料は1年間で約115,000円です。
(金額は東京都の平均値となります)
続いては仮想通貨の税金に関するよくあるギモンにQ&A形式で答えていくゾウ〜
仮想通貨の税金 よくあるギモン
①仮想通貨の税率は50%?
税金は必ず50%かかるわけじゃないゾウ!
ほとんどの場合、仮想通貨で得た利益に対して税金が50%もかかることはありません。
1億円以上の利益を得た場合は半分が税金で差し引かれますが、その金額に達しない場合は利益の半分が税金で消えることはありません。
仮想通貨で収益を上げると税金の対象になりますが、大した額でなければ税金は軽くなります。
そうはいってもいくらかかるか不安なので、もう少し具体的に説明してほしいわ!
わかったよ!
それなら500万円仮想通貨で稼いだ場合のケースについて、わかりやすく解説するね!
✅具体的にかかる税金
たとえば、ビットコインで年間500万円の利益があったとしても、税率は所得税率20%と住民税10%(固定)です。
したがって、500万円の利益から計算される税金額は約73万円となります。
仮想通貨だけで得た収入に対しては、500万円全額が課税されるわけではないことに留意してください。
大きな金額を稼ぐ場合を除いて、仮想通貨で得た利益が税金で半分以上消えることはめったにありませんので、ご安心ください。
私の投資金額ではそんなに稼げないと思うし、さっきの利益100万円までのケースがわかっていれば大丈夫そうね!
② 扶養されている場合はどうなる?
扶養されている場合は合計所得が48万円を超えると扶養から外れるゾウ!
仮想通貨で収益を得る際に注意すべき点の1つは、扶養されている場合に扶養から外れる可能性があることです。
仮想通貨で得た収入が一定以上になると、扶養から外れることがあります。
扶養から外れると、親族の税金負担が約5万円から17万円増えることになります。
配偶者の場合は、約5万円から11万円増える可能性もあります。
カンタンにまとめると、1年間の合計所得が48万円を超えると、扶養から外れる可能性があります。
仮想通貨などの収入だけで生計を立てている場合、雑所得が48万円を超えると、扶養から外れる可能性があります。
配偶者(たとえば妻)の場合は、合計所得が95万円を超えると、夫の税金負担が段階的に増加します。
この辺りは少し複雑なので詳しくは以下の記事で解説しているよ!
③ 仮想通貨で稼いだら確定申告をする?
確定申告は基本的に必要だゾウ!
仮想通貨のみで収入がある場合は、確定申告をして収入を申告し、税金を納める必要があります。
確定申告を怠ると脱税の可能性があるため、注意が必要です。
申告書の作成に不安がある場合は、参考になるページを利用して、一度金額を入力して確定申告書を試しに作成してみることもおすすめです。
所得が仮想通貨(雑所得)だけの場合
仮想通貨で得た利益(雑所得)が1年間で48万円以下の場合、所得税は基礎控除によって0円になります。
ただし、雑所得が48万円を超えた場合は確定申告が必要です。
無職の場合でも所得が0円であっても、確定申告をすることをおすすめします。
確定申告をすると役所で所得が確認され、保険料などが減額されることがあります。
確定申告の方法については、以下のページで説明しています。
確定申告をしない場合、48万円以下でも住民税の申告が必要ですが、確定申告をすると住民税の申告は不要です。
子育てママに伝えたい 仮想通貨の税金に対する考え方
ここからはボクの思う仮想通貨の税金に対する考え方について解説していくゾウ〜
結論
仮想通貨の税金には不安にならないでも問題ない
それは税金を払わなくて良いってことかしら?
そういう事ではないゾウ!
でも税金はそこまで怖がる必要はないということを伝えていくゾウ!
仮想通貨で利益を出すと確かに税金が発生しますが、前述した「基礎控除」が、税金で払うべき金額を計算するときに所得から引かれるので、48万円以上利益を出せなければそもそも税金の負担はありません。
万が一100万円の利益が出たとしても、シュミレーションの通りかかる税金は約15〜20万円ほどとなります。(国民年金を除く)
国民年金は所得で支払額が変わらないので、今回はみんなが支払う前提でお話しするね!
そのように考えると、100万円となった利益の中から20万円を税金用に残しておけば良いだけです。
なので仮想通貨の税金に対して大きな心配をする必要はないと思います。
しかし、ここで注意しておきたいポイントが2つあります!
このポイントさえ押さえれば基本的には心配しないで良いと思うので、今から解説していきますね!
①仮想通貨は値動きが激しいということを覚えておく
仮想通貨で税金を払う場合というのは、
ビットコイン→現金
アルトコイン→ビットコイン
に変えたときに発生した利益が、主に税金の対象となる所得になります!
私はビットコインしか買ってないし、現金にしたときは手元に利益もあるから税金分だけ残しておけば問題ないのよね?
その通り!
でも、ここで1つ目に抑えてほしい注意点があるよ!
それはザックリというと「人は欲深い生き物だということ」です。
どういうことか?
つまり例えば、仮想通貨で100万円の利益が出たとしたら、100万円分を現金にして銀行などに保管しようと思うのが一般的な考え方だと思います。
しかし、ついつい「まだ利益を出せるのではないか?」と思い込んでしまうのです。
そしてその結果、「仮想通貨は値動きが激しい」ので一度現金にした100万円を→再度ビットコインに戻してさらなる利益を出そうと欲張ると…
元々は100万円あった利益のはずが、欲をかいたせいで次に売却するときには+50万円まで減ってしまっている。
このようなパターンに陥り、仮に利益が出ていても損をしたと不安になってしまう方は多いです。
損をすれば払うべき税金も少なくはなるんだけど、利益も少なくなってしまうゾウ💦
税金には直接関係しないけど、結局損をしていれば不安になっちゃうから、上記のようにならないように注意が必要ね!
②利益を全て使ってしまう
続いての注意点は仮想通貨の利益を税金分も合わせて使ってしまうという点についてだゾウ💦
税金のことは今回の記事でも勉強してるんだし、そんなことをするとは思えないわ。
確かにそのように思うかもしれないね!
でも、「あり得ない」と思っている人ほど気をつけるべきポイントだと思うよ!
せっかく投資で得た利益を、全て使ってしまうなんてバカバカしい…
このように思う方も多いかもしれません。
しかし、そのように思っている方ほど注意しましょう。
例えば積立NISAなどの長期投資で得た利益というのは、元々の目的が「老後」や「将来」のためというスタンスで貯金をはじめているので、大きな利益が出た年があっても、滅多に使いすぎることはありません。
しかもそのような投資の場合は、そんなに大きく短期間で利益が出ることもないので、割り切って将来のためにと貯めることができると思います。
しかし仮想通貨はどうでしょう?
もちろんこちらの記事のように…
ビットコインやイーサリアムなどの主要な仮想通貨で将来に向けた投資をしていくのは良いかもしれません。
ただ、仮想通貨は積立NISAなどとは違って一度やり方を覚えてしまえば、これといったデメリットもなくカンタンに取引所(アプリ)から自分の銀行へお金を引き出すことができてしまいます。
さらに今のタイミングの仮想通貨は、時期によっては一瞬で大きく利益が出ることもあると思います。
そのような状態である日、自分の5万円が50万円になっていたら「少しくらい」と、引き出して使ってしまおうとは考えませんか?
なんなら、今は稼げるから全部使ってもまた5万円入れれば稼げるという危ない考え方になってしまうかもしれません。
仮想通貨は値動きが激しいから、利益が出るときは一気に出るけど、価値が下がるときも早く下がってしまうことが多いんだ💦
そうなってしまったときに、利益の中の税金分まで使ってしまったら…
自分の投資資金以外のお金から、税金を払わなければなりません。
利益が50万〜100万円くらいなら、生活を脅かすほど大きな税金額にはならないと思うので、極端な心配をする必要はありませんが、
自分が損をしてしまったと思わずに、賢い投資を長い目線で続けていくためにも、税金は得た利益の中から払うのがベストな選択だと思います。
特に短期的な投資で大きく利益を出した経験のない方は、「バカバカしい」と思っていてもいざその状況になると、過信をしてしまうので肝に銘じておくと良いと思います。
パチンコで大きく勝った人が、次のときには損をしているのと同じイメージだゾウ!
なるほどね!
確かにそう言われると欲を抑えられなくなる気もするから気をつけるわ💦
まとめ:仮想通貨の税金は不安になる必要はないが、最低限のルールは覚えておこう!
今回は諏訪地域の仮想通貨初心者の子育てママさんのご相談を元に、コインチェックをはじめとして仮想通貨の投資で得た税金についての考え方を解説していきました!
🌟今回の記事のまとめ
✅仮想通貨の税金は、よほど利益を出さない限り大きな金額になることはない
✅仮想通貨で利益が出たら、税金分は確保しつつ、値動きが激しいことを覚えておく
✅仮想通貨で利益が出ても油断はせずに利益はしっかりと残しておく
仮想通貨の税金は一見怖いように思いますが、最低限のルールを抑えておくことで不安にならずに仮想通貨への投資ができるようになると思います!
コインチェックで仮想通貨を売買すれば、取引画面がわかりやすく、仮想通貨の確定申告に必要な計算もしやすいと思うので、コインチェックの口座開設がまだの方はぜひ初めてみてください!
これからも諏訪地域でご相談をくださる仮想通貨初心者の子育てママさんからのご相談はもちろん。
諏訪地域以外の全国の仮想通貨初心者の子育てママさんのご相談に対しても、
仮想通貨をこれから始めたい初心者の方に向けて分かりやすくお伝えしていきます♪
コインチェックの口座開設こちらをチェック↓
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