〜ゼロから始める仮想通貨35〜「DeFiとは?」今さら聞けない仮想通貨のキホン♪

目次

初心者向け! 新しい金融サービスDeFiとは?

このシリーズでは、エレファント先生が活動している諏訪地域の仮想通貨初心者の子育てママさんから良くいただくご相談をもとに、

ゼロから始める仮想通貨「ゼロスタ」というシリーズをはじめました!

ゼロスタは「ゼロから始める仮想通貨」をテーマに、仮想通貨初心者の子育てママさんに分かりやすく仮想通貨の魅力をお伝えしていく企画を作りたい!という思いを元に作りました!

今回ゼロスタは第34回目となります!

過去のゼロスタはこちらをチェック↓

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35.DeFiとは?

子育てママ

仮想通貨について調べるとDeFiって言葉が出てくるんだけど、なんのことかしら?

今回は諏訪地域の仮想通貨初心者の子育てママさんから、このようなご相談をいただきました!

DeFiはブロックチェーン技術によって生まれた、次世代の金融システムのことです!

銀行の預金のように利回りが出る金融システムが多いのですが、利率の高さで知られており、既存の金融サービスよりも効率的に稼げる可能性があります。

今回は諏訪地域でご相談をくださる子育てママさんのご相談を元に、DeFiの特徴や始め方について分かりやすく解説します。

DeFiの特徴について

DeFi(Decentralized Finance)とは、日本語で「分散型金融」という意味があります。

ブロックチェーン上に作られた金融サービスで、銀行や政府などの機関を通さずに利用できます。

マメゾウ

Decentralized(分散型)は「非中央集権」という意味の言葉だよ。
1人ひとりが自律的に行動して機能するシステムなんだ。

エレファント先生

DeFiについて、3つのポイントから解説するゾウ!

①中央管理者のいない分散型金融のアプリ
②コンポーザビリティが高い
③DeFiとCeFiの違い

① 中央管理者のいない分散型金融のアプリ

DeFiは政府や銀行を介さずに、ユーザー同士が直接取引や管理を行う金融サービスとなります。

ブロックチェーンの「スマートコントラクト」によって、取引の記録や承認が自動的に実行されます。

これまでの金融サービスは仲介者を通すことで取引を行う仕組みでしたが、DeFiは仲介者が不要となり、時間的コストや手数料を大きく削減できます。

②コンポーザビリティが高い

コンポーザビリティ(構成可能性)とは?
あるシステムを構成する要素同士が連携して機能すること。

DeFiのプログラムは誰でも確認できるため、新たなDApps構築に活用できます。

様々な要素を組み合わせることで、より便利な仕組みが次々に開発されています。

エレファント先生

DeFiなら、あるサービスで発行された証明書を、他のDeFiサービスで運用することもできるゾウ!

③DeFiとCeFiの違い

DeFiと対となると言葉として、「CeFi」も使われます。

⭐️用語解説

✅CeFi
→「Centralized Finance(中央集権型金融)」の略称。仮想通貨取引所など、中央管理者を介する従来の金融サービスを指す

✅DeFi
→「Decentralized Finance(分散型金融)」の略称。中央管理者不在の金融サービス

CeFiで仮想通貨の取引をする際は、取引所の運営元などの管理者を仲介する必要があります。

しかし、DeFiはブロックチェーン技術によって、管理者がいない直接取引を実現しました。

エレファント先生

DeFiはブロックチェーン技術を使って自由に検証や閲覧ができる、透明性の高いサービスだゾウ!

DeFiのメリット

①地域に左右されず利用可能
②手数料が安く金利が良い
③金融機関の仲介がいらない

①地域に左右されず利用可能

DeFiでは口座開設などの特別な手続きや審査がないため、地域を気にせず利用できます。

銀行口座を所持していない成人は2018年時点で世界中に約17億人いるといわれているので、元々の金融サービスが利用できない状況の人は世界中にいます。

DeFiによって地域の制限がなくなれば、住んでいる地域に関係なく金融サービスを利用することができます!

②手数料が安く金利が良い

DeFiは金融機関が管理する銀行などに比べ、手数料が安く金利が良いメリットがあります。

中央集権の場合は金融機関を介さなければならない分、必要以上の手数料が発生してしまいます。

DeFiはブロックチェーン技術によって本人同士で直接取引できるため、手数料削減ができます!

③金融機関の仲介がいらない

本人同士でやり取りできるDeFiは、金融機関を仲介する必要がありません。

お金を振り込むとき、元々は銀行などの金融機関を通す必要がありましたが、DeFiであればブロックチェーンを介して当事者が直接振り込みを行えます。

そのうえ、手数料が安い上に取引時間も大きく削減されます。

マメゾウ

本人確認などの手続きも不要だから、個人情報が流出するリスクも軽減できるよ。

DeFiのデメリット・注意点

子育てママ

DeFiには注意点もあるって聞いたけど…

エレファント先生

DeFiは便利だけど危険性もあるゾウ、、
主なデメリットは以下の3点だゾウ!

①ロック期間がある
②詐欺被害などのトラブルが発生している
③ガス代の高騰で手数料負担が増える

① ロック期間がある

DeFiは仮想通貨を運用するシステムなので、仮想通貨の価格が下落するリスクがあります。

運用中の仮想通貨の急落によって価値が減る可能性があるので、DeFiの利用は余剰資金で行いましょう。

エレファント先生

上昇相場は利回りを得やすいものの、下落相場では稼ぎにくくなるゾウ…
DeFiのバブル崩壊に注意だゾウ。

②詐欺被害などのトラブルが発生している

DeFiは新しいサービスであり、先行者的な利益を狙える一方で詐欺的な行為も多発しています。

初心者を狙ったフィッシング詐欺や、資金をだまし取ることを目的としたプロジェクトも多いので、利用の際は自分の資産を守る意識を持ちましょう!

また、DeFiではサービスの利用中に起きたトラブルは自己責任となります。

中央集権型のサービスと異なり、補償はないことが多いので注意しましょう。

③ ガス代の高騰で手数料負担が増える

ブロックチェーンの仕組みは、利用者が増えるとガス代(手数料)が上がってしまいます。

特にイーサリアム(ETH)は利用者が増えたことで、スケーラビリティ問題(処理速度の遅延、手数料の高騰)が発生してしまう可能性もあるので、時期によって手数料が増える確率があることも覚えておきましょう。

DeFiを使った稼ぎ方

子育てママ

DeFiを使った稼ぎ方が知りたいわ

エレファント先生

DeFiを利用するなら、CEX(中央集権型の取引所)ではなくDEX(分散型取引所)を使う必要があるゾウ


DEXとは?
「Decentralized Exchange」の略称で、「分散型取引所」という意味を持つ
スマートコントラクトで管理されており、金融機関のような中央管理者を必要としない
仮想通貨を取引所に保管せず、ウォレットから直接取引できる

エレファント先生

ここからはDEXの仮想通貨の運用方法を解説するゾウ!

①流動性マイニング
②DeFi関連コインに投資
③レンディング
④イールドファーミング
⑤ステーキング

① 流動性マイニング

流動性マイニングとは、DEXに流動性を提供する代わりに独自のトークン(仮想通貨)をもらえる運用方法のことです。

代表的なDEXの1つ「Uniswap」の場合、通貨ペアを預け入れることでLPトークンがプレゼントされ、LPトークンを預けることで、ガバナンストークンの「UNI」を受け取ることができます!

ガバナンストークンとは?
ブロックチェーン上の組織を管理するために発行されるトークンの一種です。
ガバナンストークンを持っている人は、組織の今後について提案や投票ができます。

②DeFi関連コインに投資

DeFiを使った稼ぎ方として、運用する以外にDeFiに関係するコインに投資して値上がりによる利益を狙う方法もあります。

DeFi関連銘柄を入手するには、DEXのスワップ(仮想通貨の交換)を利用したり、仮想通貨取引所(CEX)を使って購入することもできます!

③レンディング

レンディングとは、仮想通貨を貸し出して利回りをもらう仕組みのことです。

DeFiのサービスに預け入れる方法や、コインチェックなどの国内取引所(CeFi)に預け入れてレンディングを行うこともできます。

マメゾウ

貸した仮想通貨は一定期間ロックされるけど、その分利率が良い傾向にあるよ。

④イールドファーミング

イールドファーミングとは?
仮想通貨を預け入れて利息を受け取る運用方法のことです。
イールドは利回り、ファーミングは農場・収穫という意味を持ちます。

プラットフォームに流動性を提供する代わりに報酬が得られる仕組みで、借り手が支払った金利手数料の一部を受け取ることができます!

マメゾウ

元々の金融サービスは、仲介役の管理者に多くの金利が分配される仕組みになってしまっているよ

エレファント先生

イールドファーミングなら管理者が不要になって、高い年利が実現できているんだゾウ!

⑤ステーキング

ステーキングとは、ある仮想通貨を保有してブロックチェーンのネットワークに参加することで報酬を得る仕組みのことです。

ネットワークの維持や承認に貢献した対価として、仮想通貨を預け入れた期間や数量に応じた報酬を受け取ることができます!

🌟DeFiを始めるのにオススメの取引所

Coincheck(コインチェック)
利用者の多い大手取引所なので、初心者にもおすすめ。

コインチェック

DeFiの主な種類・事例

子育てママ

DeFiにはどんな種類があるのかしら?

エレファント先生

DeFiプラットフォームの種類や事例をざっくりと解説するゾウ!

①レンディング
②DEX(分散型取引所)
③ステーブルコイン
④デリバティブ
⑤アグリゲーター
⑥オラクル
⑦リキッドステーキング
⑧保険

①レンディング

レンディングはDeFiの中で仮想通貨の貸し借りを行うことで、利益を手にすることができるサービスです。

貸し手は利子をもらい、借り手は借りた資金を使って投資や取引ができます。

エレファント先生

借りた人は期限までの返済ができない時、担保として預け入れた仮想通貨が清算されるため注意が必要だゾウ

②DEX(分散型取引所)

DEX(分散型取引所)は、仮想通貨を売買できるサービスです。

中央の管理者がいないので、ユーザー同士が直接取引を行うことができ、中央集権型のCEXに比べて取引手数料が安く済むメリットがあります。

③ステーブルコイン

ステーブルコインとは、米ドルなどの価値が安定している通貨と価値が連動する仮想通貨のことです。

DeFiの中にはステーブルコインの発行や管理を行うサービスも存在します。

仮想通貨を担保にステーブルコインDAIを発行するMakerDAOや、アルゴリズム型ステーブルコインFraxを発行するFrax Financeが有名です!

④デリバティブ

デリバティブ(金融派生商品)は、

株式
✅債券
✅仮想通貨

などの資産の価格変動に基づいて価値が決まる金融商品のことです。

デリバティブ取引では将来の価格変動を予測することで資産を売買して利益を出していきます!

⑤アグリゲーター

アグリゲーターとは、様々なDeFiサービスを統合し、ユーザーに最適な取引や投資の方法を提供するサービスのことです。

アグリゲーターを利用すれば、複数のDeFiサービスの中から効率的で良い条件の取引ルートを手軽に見つけることができます!

イールドアグリゲーターに仮想通貨を預け入れれば、複数のDeFiを使って自動運用もしてくれます!

⑥オラクル

オラクルは、DeFiプロトコルが外部のデータを取り込むための仲介サービスです。

スマートコントラクトという仕組みでは、価格のレートなどの仕組み外の情報を取得できないので、オラクルの役割は重要です!

代表的なオラクルサービスとして、チェーンリンクが挙げられます。

⑦リキッドステーキング

リキッドステーキングとは、ステーキングを行った時に代わりのトークンを受け取り、取引に活用できるサービスのことです。

従来のステーキングは仮想通貨をロックするとロック期間は取引ができなくなるリスクがありますが、リキッドステーキングは預け入れた仮想通貨の代わりに代わりのトークンが受け取れます。

⑧ 保険

DeFiの保険はスマートコントラクトのバグ・ハッキング・プロトコルの不具合など、デジタル資産のリスクをカバーするためのサービスです。

DeFi保険はユーザーからの保険料支払いを受け、リスクに対する保障を提供してくれます。

被保険者に損失があった場合、保険プロバイダーが損失を補償する仕組みです。

DeFiのはじめ方/やり方

子育てママ

実際にDeFiを使ってみたいわ!

エレファント先生

ここからは、DeFiの使い方を紹介するゾウ!

①取引所で仮想通貨を購入する
②仮想通貨ウォレットを作る
③利用したいDeFiに接続する

①取引所で仮想通貨を購入する

DeFiを利用するなら、仮想通貨が必要となります。

まずは仮想通貨を購入できる取引所に無料登録しましょう。

口座が開設できたら日本円を入金して、希望の仮想通貨を購入してください!

🌟DeFiの利用におすすめの国内取引所

コインチェック
→初心者に人気の取引所。誰でも失敗なく仮想通貨を買える

GMOコイン
→入出金・送金手数料無料。オリコン顧客満足度調査No.1

②仮想通貨ウォレットを作る

DeFiを使用する際は仮想通貨ウォレットが必要です。

イーサリアム関連のDeFiを利用する場合は、「MetaMask(メタマスク)」がおすすめです!

MetaMaskを作成し、取引所で購入した仮想通貨を送金してみましょう!

メタマスクの始め方はこちらをチェック↓

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③ 利用したいDeFiに接続する

ウォレットの用意ができたら、利用するDeFiにウォレットを接続します。

多くのDeFiは日本語に対応していないため、英語が苦手な方はGoogle翻訳機能などを使いながら利用するのが良いでしょう!

まとめ:DeFiは新しい金融サービスの形となって広がる

今回は諏訪地域の仮想通貨初心者の子育てママさんのご相談を元に、「DeFi」について詳しく解説してみました!

諏訪地域の子育てママさんは、DeFiという言葉を聞いたことのない初心者の子育てママさん多いと思います。

DeFiとは、仮想通貨の仕組みを使った新しい金融サービスのようなイメージで、特に日本の金融サービスと比べると大きな利回りが出せたり、革新的な技術が多い印象があります!

諏訪地域でご相談をくださる子育てママさん達も、この記事でDeFiについて学ぶことで、仮想通貨の将来性をさらに感じることができると思います!

仮想通貨初心者の諏訪地域の子育てママさんも、興味を持てれば、余剰資金からサービスを利用してみるのはオススメです!

諏訪地域でご相談をくださる子育てママさんのお悩みで良くお聞きするのが、「DeFiってなに?」というお悩み。

そんな仮想通貨初心者の子育てママさんでも、この記事でDeFiや新しい金融サービスの可能性について学べるキッカケになるのではないでしょうか?

これからも諏訪地域の子育てママさんからのご相談はもちろん。

諏訪地域以外の全国の子育てママさんのご相談に対しても、
仮想通貨をこれから始めたい初心者の方に向けて分かりやすくお伝えしていきます♪

またエレファント先生自身も、諏訪地域にお住いの仮想通貨初心者の方からご相談を受ける機会は多いので、お気軽にお尋ねください~♪

ちなみに初心者の子育てママさんにもおすすめな取引所はコインチェック!
DeFiに必要な様々な仮想通貨も買えるので、初心者の方にもオススメです!

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