子育てママに教えたい!医療保険ってなに?
こんにちは、長野県を中心にFPとして活動をしている、エレファント先生です!✨
今回は加入されているママさんも多いイメージがある、医療保険についてご紹介😊
「知り合いの紹介でなんとなく」
「保険って必要だから良いと思って」
と、あまり深く考えることがなく保険に加入されてしまっている方は、とても多いイメージがあります💦
確かに必要な保険は、その家庭の状況によって変わってくるので、一概に否定はできませんが…
実は多くの方が(特に会社員の方)自然に入っている「健康保険」には、とても大きな保証があるので、
この健康保険の特徴を押さえておくことで、
✅余分な保険を見直せる
✅月々の固定費を減らせる
ことがあるので、
今回の投稿では、医療保険を中心に人生において必要な保険に、どの様な形でお金を掛けていくことが最も良いか?
のお話をしていきます♪
「保険料が高くて困っている」
「収入があるのになぜか貯蓄に回すお金がない」
こんな方は是非読んでみてください✨
保険に対する考え方
自分は多くの保険に加入しすぎかも?など心当たりがある。
こんな方は、保険の本来の目的を見直してみましょう😌
保険の本来の目的は、
『万が一のことがあった時のために、自分や家族が困らないようにするための先行投資』のような物。
つまり、
●万が一のことが起こらなければ。
●仮に万が一が起こっても経済的に困らなければ。
無理に多くの保険に加入する必要はないと言うことです!
万が一が起こる確率も低いのに、
毎月貯蓄の代わりに保険にお金を回すしすぎるのは非常に勿体ないです💦
毎月の保険料が高くて、生活に支障が出たり、将来のための資産形成もできないのに、
家庭で必要以上に保険に加入しているのは良く見かける例です。
正しく「保険を見直す」ことで、
正しくお金を使っていきましょう😁
医療保険はいるのか?
医療保険は日本人の70%程が加入していると言われていて、
実際に払いすぎてしまっている主な保険にもなっています😭
「医療保険は、大事なものもある!」
確かにそうかもしれませんが…
日本では健康保険と言うとても便利な保証制度があります。
✅高額療養費制度
医療費の負担が重くならないよう、医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が1か月で上限額を超えた場合、その超えた額を支給する「高額療養費制度」があります。
年収330万〜770万円くらいであれば、月の自己負担額はMAX8万円くらいです!
※年齢、年収により自己負担額は変動します
✅傷病手当金
万が一の病気やケガで仕事を休んだ時に、給与のおよそ3分の2を最長1年6ヶ月間受け取ることができる制度。
※この制度は自営業の方は使えません
そして入院費も、医療技術の発達で入院期間が少なくなっているため、大きな負担にはなりずらいです😁
手術や入院時にかかる負担額
病気や怪我で入院・手術となったとき、かかる費用は、
直近5年以内に入院を経験した人が自己負担で支払った金額の平均で20.8万円。
金額別でどれくらいのお金が掛かっているのかを見ても、
5万円未満 7.6%
5~10万円未満 25.7%
10~20万円未満 30.6%
20~30万円未満 13.3%
30~50万円未満 11.7%
50~100万円未満 8.4%
100万円以上 2.7%
と、5〜30万円ほどの入院費などが掛かっている方が一番多いそうです😌
30万円ほどが平均値で有れば、保険でなくても貯金で賄えそう!
と思った方もいると思います♪
医療保険の解約目安
上記のように、充分な貯金があれば「必要以上の医療保険」は解約しても良いと思います!
それなら貯金額の目安に関しては、どの様に考えれば良いのでしょうか。
✅生活防衛費
何かあった時のために生活を守るお金。
生活防衛費は生活費の半年分あれば良いと言われています!
例えば生活費が30万円の家庭は、
30万×半年分(6ヶ月)=180万円有れば良いと言うことです✨
「生活防衛費」は、すぐに現金化出来るものだけで考えてください♪
例えば株式や保険はすぐに現金化はできないので、生活防衛費とはなりません💦
毎月の生活費がいくらか分からない、と言う方は家計簿をつけてみましょう!✨
死亡保証について
生活防衛費が充分でも万が一に備えて用意しておいた方が良い、
保険は「死亡保険」です!
死亡保険が要らないと言う人は以下のようなケースの方に限ると思います!
●遺族年金と資産だけで残された家族が生活できそうな場合
●独身で各種ローンを貯蓄で回収できる場合
そして、死亡保険に入るなら「掛け捨て」タイプの保険に入るのがオススメです!
掛け捨てが良い理由
「万が一」の時のために、終身/死亡/学資保険など様々な保険に加入されている方をよく見かけます!
「銀行に置いておくと使ってしまう」
「万が一のための保証として」
「知り合いの保険屋さんに入っておいた方が良いと強く勧められたから」
しかし、その「万が一」は実際どのくらいの確率で起こるのでしょうか?
万が一のケースとして、この様な保険に加入されている方が考えなければならないのは、満期までに「万が一」が起こる確率です。
言い換えるなら、『約60歳未満で人が亡くなる確率』となりますが、
これは男女の平均で約5%未満となります😅
「掛け捨て」タイプの保険と対になるタイプは「貯蓄型」の保険。
貯蓄型の保険に入れば、
万が一も保証されるし、資産運用もできると思っている方が多い印象がありますが…
保険商品は元々「資産運用」をするための商品ではないので、殆ど増えません😭
更に途中の解約で、多くの場合「元本割れ」してしまいます。
まとめ
今回はFP相談する前に知っておきたいこととして、医療保険や死亡保険に関するご紹介をしました❣️
ポイントとしては、
✅生活防衛費半年分の貯金があれば医療保険は見直すべき
✅掛け捨ての死亡保険は持っておいても損はない
以上の点から、基本的には低額で済む掛け捨ての保証で万が一にも備えながら、
貯蓄ができる資産の余裕を増やして、資産運用ができる商品で増やしていきましょう!✨
例えば、掛け捨ての死亡保険に1500円/月に入れていたとして、それを運用に回しても増えませんが、、
全部で3万円以上ものお金を万が一の保険に入れていたら、大幅に見直して資産運用が出来る商品に入れることで、老後や将来のための資産形成は相当変わります😉
都合の良い理由で、多くの掛け金を保険で運用しようと勧めてくる営業マンがいたら要注意💡
そんな時は、担当を変えるか保険会社に直接相談しましょう!
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